近年デザインに求められる役割や領域は確実に広がっていると感じます。新ブランド立ち上げや新商品開発時など、中小・零細企業さまから直接デザインのご相談をいただくことも多くなりました。
そんなご相談の中には、実際にヒアリングしていくと、その背景に潜む問題点等に気がつくこともあり、案件によってはデザインの領域を超へ意見を述べなくてはならない場面も増えてきました。それらの案件は点で考えるだけではなく、その他の点との結びつきや、それにより形成されている多面的な部分を俯瞰の視点で考えることで、今までの社外に対して売れる商品やサービスを提供するという課題点に加え、それを売る社員のモチベーション向上や、社内の様々な問題に対しての解決策にもつながるような、カンフル剤的な役割を担うデザインができないかと常に模索しています。
そうした考え方でデザインされたものは、最終的にはお客さまの先々のブランディングにも役に立つことができ、結果、長期的にみればそれがコストダウンへの近道であると考えています。見た目の装飾的なデザインは誰でも簡単にできるような時代だからこそ、しっかりとコンセプトを立案し、バックボーンから導き出したわかりやすいデザインが不可欠です。
大きな広告のお仕事から小さなショップカードにいたるまで、ターゲットをしっかりと分析し、何の為のデザインなのか、目的を持ち、先々に繋がるデザインを突き詰めていく事が、人々の心を動かす「きっかけ」となり、さらなる行動にも繋がると考えています。
また「グラフィックデザイナー」ならではの視点を活かし、グラフィックや広告のみならず、その他のあらゆるクリエイティブに関わる事柄に、幅広く活動できるよう取り組んで行きたいと考えています。
お気軽にメールまたはお電話にてご相談を承ります。
宇佐美直樹 / Naoki Usami (deltavision)